第22回『梅雨の時期の心構え-当たり前のことを当たり前にやる!―』

皆さん、こんにちは。勉強は順調に進んでいますか。いよいよ、じめじめとする梅雨の時期に入りました。梅雨となれば、雨や曇りの日も多くなり、つい気分的にも滅入ってしまいがちですが、この時期の過ごし方は、受験を考える上で、とても大切です。

この梅雨の時期によって、なんとなく気分がすぐれなくなることで、これまで順調に進めてこられた学習リズムが乱れ、勉強に集中できなくなったり、また、体の不調から、心身のバランスを崩してしまったりと、様々なことが起こり得る時期でもあるので、この時期をどう乗り切れるか、それがポイントになります。

ここで、皆さんに考えてほしいことは、当たり前のことを当たり前にやるということです。この時期、天気や気分のせいで、朝が起きられなくなったり、勉強が手に付かなくなったり、生活が乱れてしまいがちになるので、こういう時こそ、普段通りに、やるべきことを淡々とやるのです。(とはいうものの、実は、これが意外と難しい…)

・規則正しい生活リズム(朝6~7時には起き、夜12時前には寝る)
・適切な食生活(暴飲暴食をしない、バランスよく食べる)
・十分な睡眠時間の確保(個人差はありますが、7~8時間)
・適度な運動(軽い筋トレ、家の周りを走る・歩くなど)

こういった普通のことが、できていることが大切なのです。そうでないと、生活リズムが崩れ、様々な問題が生じます。

勉強もそうです。難関大学に合格するためには、難しい問題が解けなければならないと思いがちですが、実際はそうでもなく、基礎・標準レベルという受験生にとっては、できて当たり前のレベルの問題を一つも取りこぼさないということのほうが重要で、それこそが合格に直結するという事実を今一度認識しておいてください。

また、センター試験においても、中々、点数が取れず、苦労されている方も多いと思いますが、あのセンター試験でさえ、2人に1人が解ける、正答率50%の問題を完答できるだけでも、80~85%正答できるというデーターもあります。基礎・標準レベルの問題を確実に抑えるだけで、十分合格圏内に入れるのです。

背伸びをすることはないのです。何事も、このあたり前のことがあたり前に行われていれば、学習や生活リズム、そして、体調を大きく崩すことはなく、スムーズに夏の時期につなげていけるはずです。生活が乱れがちな人は、この機会に、ご自身の生活をよく振り返ってみるといいかもしれません。
I hope you’ll keep your pace in everything, especially, in life of students preparing for examinations!

 

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