第34回『これさえあれば最強!?』

梅雨特有のぐずついた日が多くなり、気分も滅入りがちな今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。

ここ最近、3年生の中には、受験に対する意識が高まり、傍目からも分かるように、勉強に気合を入れ始めた生徒が増えてきました。そんな中、先日の放課後、ある生徒(Aさん)が、私のところにやってきました。

 

Aさん「先生。最近、日本史の勉強を始めました」
私「おっ。いよいよ始めたんだね。個別の授業を取っていないから心配していたんだけど。それは良かった」
Aさん「先生、それでお願いがあるんですけど・・・」
私「何?」
Aさん「時間がある時でいいんですけど、覚えてきたところをチェックしてほしいんです。自分で確認はしているんですけど、本当に覚えたのかどうか不安で…」
私「なるほど。わかった。一緒にやっていこう!あなたが放課後残っていて、タイミングがあえば、見てあげるよ」
Aさん「はい!頑張って覚えてきます。(笑)」

 

そんなやり取りが数週間前にありました。彼女は、当校に入学してちょうど1年になりますが、性格は控えめで物静かなタイプです。これまで、あまり自分から積極的に何かに取り組んだり、アクションを起こすことはなかったので、はじめは驚きつつも、嬉しく思いました。

その会話をして以降、何回かチェックをしましたが、毎回ほぼ完璧に覚えてきていました。彼女の意欲や本気度がこちらにもひしひしと伝わってきて、その頑張りには感動すら覚えました。

私「それにしても毎回すごいね。どうやって、覚えているの?以前から記憶力にはあまり自信がないって言っていたのに」
Aさん「1時間目の英語演習と同じように、声に出して覚えました」
*かんたん英語プログラム(http://staging.tomon-kg.jp/life/english/)参照
私「それは素晴らしい。音読は英語だけでなく、あらゆる教科に応用できるからね。ぜひ、この調子で頑張って!」
Aさん「はい!頑張ります‼」

その表情には、以前には見られなかった自信に裏打ちされた笑顔がありました。彼女のその笑顔に、頼もしさすら感じたほどです。

 

人は、【自信】を持つと変わるものですね。

 

【自信】とは文字通り、自分を信じると書きますが、何かができるから自信があるのではなく、将来において、必ずややり遂げるであろう自分の可能性を信じるということ、それが前向きな姿勢や行動へとつながっていくのではないでしょうか。

言葉を換えれば、【自信】とは、何かに向かって全力で突き進んでいくことを自分と約束することでもあるのです。自信を持つことの大切さは、日頃から学院長も話されています。あとは実践・行動あるのみ。皆さんも、自分を信じ、何か一つ、「これだ!」と思うものに焦点を定め、トライしてみてはいかがでしょうか。そこから、何かを変えていけるきっかをつかめるかもしれません。

Have confidence in yourself.
It will make you change your conduct and you will get good results!

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