第7回 『受験生よ、ロボットになれ!?』

勉強の仕方にも色々とあると思いますが、今日は、ある勉強方法を紹介したいと思います。「勉強には、極力、感情を入れない」というものです。というのは、勉強に感情を持ち込んでしまうと、その時の感情という気分によって、勉強ができるかどうかが、大いに左右されてしまうからです。

勉強というものは、毎日の小さな積み重ねによって、知識が定着し、理解が深まり、そして、成績の向上へとつながっていくものなので、コンスタントに勉強をするということが大切になってきます。昨日は、10時間も勉強したが、今日は、30分もしなかったでは、着実に成績を上げることが難しいのです。

では、毎日、地道に、勉強を続けていくには、どうしたらいいのでしょうか。それは、感情を入れずに、ただ、淡々とやっていくのです。以前、学院で指導されていた先生の受験生の頃の話ですが、とにかく、受験当時は、ロボットになったと言います。それはどういうことかと言うと、例えば、休みの日であれば、朝7時に起床し、7時半から8時半は英文法、8時45分からは10時15分までは日本史、10時半から12時までは古典文法といった具合に、その日に勉強する科目をどの時間帯で行うかをすべてスケジュール化してしまうというものです。つまり、時間がきたら、その時間にやる科目をやり、また、次の時間が来たら、次の科目をやっていくというシンプルなものです。最初は、つらかったそうですが、不思議なもので、それが習慣化され、軌道に乗ってくると、頭や気持ちもそれについていき、自然とできるようになったとの話でした。やる気や気分に任せていたら、受験が終わってしまいます。(笑)

勉強は、やる気や気分でするのではなく、あらかじめ、学習するものをすべてタイムスケジュール化してしまうという方法もあるということを、ここで、一つ提案しておきます。勉強に行き詰まりを感じているとしたら、ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。皆さんも、今日からロボットになって、志望校を目指してみませんか。

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