第36回『限界は自分で作り出している!?』

夏休みも終わりが近づき、そろそろ新学期の準備が始まります。
さて、稲門高等学院の夏休みは「夏期個別講習」となります。とある生徒は、ほぼ全期に渡って講習を受講していたので、ちょっと彼に声をかけてみました。

 

中野:「毎日、遅刻も欠席もせず、よく頑張ったよね」

生徒:「僕は勉強が遅れ気味だったので、このくらいは勉強しないとダメだと思ったんです」

中野:「そういう気持ちは大切だよね」

生徒:「(うれしそうに笑顔で) 僕はあまり体力に自信がある方ではないので、正直、学校に来るだけでも

ヘトヘトでした。でも、春期講習で地獄を見たので、夏はそれと比べたらまだ楽でした(笑)」

中野:「そうだったね。あの時は、朝の1時間目から登校して、その後もほぼすべての期に渡って講習を

受けていたから、相当きつかったんじゃないかな」

生徒:「あの時にはさすがに自分でもよく頑張ったと思います。それまで、勉強をしていない期間が長かった

ので、少しでも遅れを取り戻したい一心で頑張りました」

中野:「素晴らしい!教科担当の先生方も、あなたの頑張りを褒めていたからね」

生徒:「ありがとうございます。新学期も引き続き頑張ります!」

 

彼は、稲門高等学院に入学するまでに少し勉強のブランクがあったので、学校に通うことや勉強をすることに慣れるまでは、比較的ゆっくりとしたペースで進めてきました。そして、ようやく心の準備も整い、今春から本格的に勉強を始めました。
学習習慣がまだ定着していない生徒が講習会などを利用して集中的に勉強するというのは、確かに厳しいことかもしれません。しかし、そこで頑張って勉強をすることで、集中力や忍耐力がついたり、あるいはちょっとした勉強のコツがつかめたりと、学習習慣を身に付けることができるのではないでしょうか。

今回紹介した生徒も、これまでは通常の1時間授業に集中するのにも苦労していたようですが、1コマ2時間の講習会を受講するようになってからは、1時間くらいは余裕で集中できるようになったと話してくれました。慣れというのは、本当に大きな力を発揮します。実は、皆さんが思っている限界というものは、本当の限界ではないのかもしれません。ただ慣れていないだけで、無意識に自分にはできないと思いこみ、自ら限界を作ってしまっているのかもしれません。

これから、新学期を迎えるにあたり、ここで、心機一転、変な思い込みは捨て、どんどんチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっと見えてくる景色も変わってくるはずです。今後の皆さんの頑張りに期待します。

 

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