第23回『夏期講習』

いよいよ、夏休みに入りました。皆さん、勉強は進んでいますか?

稲門高等学院では、大学受験に向けて、ほとんどの生徒が夏期講習を受講します。普段の授業は、1コマ1時間ですが、講習では、より集中して勉強に取り組めるように、2時間に設定され、それを6日間(計12時間)行います。

「夏を制する者は受験を制す」という言葉がありますが、これは今も昔と変わらず、的を得た言葉ではないかと思います。この夏休みの期間を利用して、これまでの遅れを取り戻したり、また、これまで学習した内容の総復習をしたり、あるいは、これまでに身に付けた基礎学力を生かして、より実践的な問題や過去問を解いたりと、それぞれの生徒の学力や学習状況において、教師がベストな計画を立てて、講習を行うのが当校の特徴となっています。

これまで勉強をサボってしまったとしても、大丈夫です。そういう生徒にとっては、この夏休みは大いに挽回するチャンスとなり、また、順調に勉強を進めてこられた生徒にとっても、これまでに身に付けてきた学力をより安定させ、ゆるぎないものにする貴重な時期にもなります。どんな生徒にも最適なプランが立てられるのが、夏期講習なのです。

当校を卒業し、見事、志望校に合格を果たした生徒たちは、ほぼ例外なく、夏期講習をしっかりと受講してきました。やはり、合格をするためには、早い段階で基礎学力を身に付けた上に、どうしてもある程度の学習量を確保する必要があります。普段、学校のあるときには、授業をこなすのが精いっぱいで、どちらかというと、学習に関しては、宿題や課題をこなすことでいっぱいとなり、受動的になりがちな人も多いのではないかと思うのですが、この夏休みという期間は、すべての時間を自分の思うように活用できるので、ある意味、主体的に勉強と向き合うことができます。そこで、講習をうまく活用しながら、勉強を進めていくことで、生活にメリハリが付き、より中身の濃い学習が可能となるのです。この夏休みをいかに活用できるかが、受験を成功させられるかどうかの一つのカギといっても間違いありません。

皆さんは、自分で限界を作らない限り、可能性は無限であることを知っておいてください。そう、まさに、一発逆転の奇跡を起こせる夏休みを最大限に利用し、秋以降の受験勉強に弾みがつけられるように、頑張ってもらいたいと思います。

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