第30回『強気が合格を引き寄せる!?』

大方受験も終わり、ほっとしている人も多いと思いますが、中には思うような結果が得られず、3月入試で巻き返しを図るために、ラストスパートをかけている人もいると思います。どうか、最後まで諦めることなく頑張ってほしいと思います。

勉強でも仕事でもそうですが、どんなに努力をしても完璧に結果をコントロールすることはできません。しかし、どんな状況においても、強い気持ちを持ち、最後まで諦めずにベストを尽くすことはできます。そうです。全てが終わるまでは、強気で立ち向かう姿勢が大切なのです。

結果を引き寄せるには、ある程度の強い思いが必要であり、それが結果として、自分の望む結果を呼び込む磁場となるとしたら・・・。

次のことわざは、どこかで聞いたことがあると思います。

Birds of a feather flock together.
「類は友を呼ぶ」

ちょっと、英文の解説をしてみましょう。
まず、ofは「~の」という、ここでは所有(~を持つ)を表しています。a featherのaは「一つの~」から「同じ~」という意味に発展します。例えば、学校や職場には制服がありますが、基本的には皆同じ
ものです。つまり、1種類です。「1」というのは、時に「同じ~」という意味になります。ちなみに、制服を表すuniformの【uni-】は「一つの~」という意味の接頭辞です。

featherは「羽」、flockは「群がる」、togetherは「一緒に」という意味です。
つまり、【同じ羽をもつ鳥は一緒に群がる】という意味になります。

一般的には、性格や資質の似ている者同士が自然と集まり仲間となる

といった解釈になりますが、これはつまり【思考が似ている】ということです。考えや価値観が似ているからこそ、一緒にいて心地いいわけです。
つまり、合格できたらいいなという程度の弱い思いでは、合格を引き寄せるには弱いのです。そうではなく、「なんともしても合格するんだ!」という強い思い(信念)を持てば、そのことわざが示すように、少しでも合格を近づけられるかもしれません。

もちろん、思いだけで合格ができるわけではありませんが、ただ学力をつけたからと言って、確実に合格ができるというわけでもありません。毎年、様々な受験生を見てきましたが、学力は十分身に付いたはずなのに、残念ながら結果を出すことができず、涙を飲んだ生徒たちをたくさん見てきました。

やはり、世間でもよく言われるように、受験で問われるのは学力だけではなく、最終的には体力も含めて強いメンタル(ぶれない前向きの姿勢)ではないかと思うのです。

つまり、キーワードは、【強気の姿勢】です。

先ほどの格言から意味を発展させれば、あなたの合格をしてみせるという強い思いこそが、それに見合う合格という結果を引き寄せるという解釈です。

受験生の皆さん、終わりよければすべてよしです。これまで、たとえ結果が出せず落ち込んでいたとしても、まだチャンスが残っているのであれば、絶対に諦めないでください。試験は水ものと言われますが、強気な姿勢が合格を引き寄せる可能性があるということを忘れないでください。

最後に、受験生の皆さんに次の言葉を送ります。

 

Birds of a feather flock together.
You make your own future.
Never give up.
Believe in YOURSELF.
You can do it!
Best luck with your exam!!

 

皆さんの健闘を祈ります。

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