第31回『主体的な選択をしよう!』
受験生の皆さん、受験勉強お疲れ様でした。
思うような結果が得られ、胸に希望を抱いて大学生活を心待ちにしている人もいれば、惜しくも本番で力を発揮できず、受験が終わった人もいることでしょう。来年のリベンジを誓った人もいれば、第一志望ではなかったけれども、縁のあった大学へ進学する人もいると思います。
人生とは不思議なもので、自分が思ってもみなかったところから、人生が展開していくことがあります。つまり、自分の望む通りに進んでいくことがすべてではないということです。むしろ、望んでいなかった方向に進むことで、その人の意外な才能やセンスが発揮されることもあります。受験においてベストを尽くしたのであれば、あとは気持ちを切り替え、目の前の与えられた環境で新しい生活を始めてみるというのも一つの手ではないでしょうか。しかし、どうしても納得がいかないというのであれば、もう一度チャレンジをすればいいのです。
第一志望に届かなかった人に一言。
結果を出せなかったのは残念ですが、考えようによっては、次のように考えることもできます。例えば、そこで一生の付き合いとなる親友や人生のパートナーとの出会いがあるかもしれません。また、自分に合ったライフワークを見つけるきっかけとなる人やモノとの出会いがあるかもしれません。人生、何がどう展開していくかは、誰にもわかりません。自分の思い描いた通りに進むことが全てではないということも、頭の片隅に入れておいてください。こればかりは、進んでみないとわからないものだからです。
もし、後に選択した進路が間違っていたと思うのであれば、その時からやり直せばいいのです。人生、気付いた時がその人にとってのスタートです。その気になれば、やり直しはいつでもできるのです。中には年齢制限などの条件のある職業もあるでしょうが、大方に関してはなんとかなるものです。
いずれにせよ、自分の人生は消去法ではなく、主体的に進路を決めたい!というところです。
最後に、聞いたことのある人も多いかもしれませんが、元プロレスラーで現在国会議員であるアントニオ猪木さんの名言をここに紹介します。
この道を行けば どうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けば分かるさ
Where there is a will, there is YOUR way!
You can start your life over again, if you want.