第32回『勉強はタクシーと同じ!?』

いよいよ新学期も始まり、最初の1ヶ月が経とうとしています。
新入生の皆さんは、徐々に学校生活に慣れてきたところではないでしょうか。

さて突然ですが、皆さんは、「タクシー」に乗ったことがありますか?
お金を払って、希望する目的地まで運んでくれるあの「タクシー」です。
勿論、電車やバスも便利ではありますが、あらかじめ行き先や行ける範囲が限定されているのに対し、タクシーは車で行ける場所であればそれこそどこへでも行けるのです。改めて考えてみると、すごいと思いませんか。(笑)

しかし、そんな便利なタクシーにも一つ問題があります。

そうです。乗っても行き先を告げなければ、1mmも動かないということです。前に進みたければとにかく目的地を告げる必要があるのです。

勉強も同じようなもので、目的地(目標)がないと、前に進めません。もちろん勉強をすることはできますが、非常に効率が悪く、また、難しい問題に出くわし思うようにできない場面が増えてくると、次第に勉強することが嫌になり、場合によっては挫折してしまうこともあるのです。

しかし、目的地(目標)が決まっていれば、勉強に行き詰ったときでも、何のために勉強しているのかを自分に問うことができ、そこで諦めて放り出すことなく踏みとどまることができるのです。

目的地(目標)が遠ければ、その分負荷がかかります。
しかし、人は目的地(目標)が見えているからこそ頑張れるのです。

そこで、稲門高等学院では、入学時または新学期に、それぞれ自分の目的地(目標)を確認するようにしています。勿論、スタート時に明確に将来のビジョンがないこともあります。そうした場合は、まず「仮目標」を立てます。例えば、私大であれば、「G-MARCH」や「早慶上智」など、学部学科などの細かいことはさておき、大まかな「仮目標」を設定します。

当学院は、大学進学指導に特化したサポート校なので、大学入試に向けてのバックアップ体制は十分整っていますので、あとは本人がどう目標と向き合い、力を積み上げていけるかがポイントになります。

 

ではここで、皆さんに質問です。
目的地(目標)は決まっていますか?
もし、まだ目的地(目標)が定まっていないのであれば、「仮目標」を設定しましょう。勿論、「仮」なので、勉強を進めていく過程で変わっても構いません。大切なことは、タクシーに乗ったときにするように、進むために目的地(目標)を決めて宣言する、ということです。
学校生活に慣れてきた今の時期だからこそ、ぜひ考えてみてもらいたいと思います。

目標こそが、皆さんを支え、その達成に大きな力を与えてくれるのです。

If you have a goal in entrance exam, it encourages you when you don’t have the motivation for studying and leads you to success!

Good luck!

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