2014/11/29
きょうとうレター
第15回 『規則正しい生活リズムが合格のカギ!?』
受験生の皆さんにとっては、センター試験まで、あと2ヶ月を切りました。
この頃になると、以前よりもだいぶ勉強時間も増え、弾みがついてきた人も多いのではないでしょうか。
勢いに任せ、気づけば深夜2時、3時・・・なんていうこともあるかもしれません。
しかし、今この時期に心がけておきたいことは、「いかに規則正しいリズムで勉強をしていくか」ということです。
一般的に、入試本番の開始時間は「朝の9時半~10時ぐらい」ですが、朝、目覚めてから脳がフル回転するまでに「2~3時間」要するといわれています。
したがって、単純計算しても、「6時半から7時」には目覚める必要があります。
生活リズムを整えるのには、数週間はかかるものなので、夜型で勉強している受験生は、そろそろ、生活リズムを『入試リズム』にあわせたものにしていくことをお勧めします。
加えて、朝方に生活リズムがシフトされると、メンタル面も安定してくると言います(反対に、昼夜逆転した人たちに情緒が乱れやすい傾向が見られるという実験データもあるそうです)。
個人差はあれど、一昔前の私たちの祖先は、日の出とともに起き、日が沈むとともに体を休めるといった生活をしており、そういったDNAが私達にも流れていることからも、人間にとっては本来、朝方の生活リズムのほうが自然なのかもしれません。
受験というものは、最終的には、メンタル勝負です。
そこをいかに鍛えるか、つまり、少しでも早い段階で、生活リズムを入試リズムに切り替えていくということが、受験に打ち勝つ秘訣のひとつと言えそうです。
生活リズムに不安を感じているという人は、今の自分の生活リズムを見直す機会にしてみてはいかがですか。